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2015年7月2日に、ISO14001の改正プロセスにおいて最終的な段階となるISO/FDIS14001が発行されました。
このISO/FDIS14001は、9月に発行が予定されている国際規格(IS)の前に発行される最終国際原案(FDIS)です。
FDIS版とIS版の間では、編集上の文章変更のみが認められているため、FDIS版にはIS版の要求事項が含まれていると考えてよいでしょう。
ISO/FDIS14001:2015は、一般財団法人 日本規格協会にて購入することができます。

ISO14001改正版に含まれる、現行版との変更点
ISO/FDIS14001では、附属書SLで規定されており、すべての新規もしくは改正されるマネジメントシステム規格に要求される枠組みである上位構造が採用されています。

戦略的な環境マネジメント
組織や環境に関連した外部および内部の課題を決定し、組織の状況を理解するための新しい要求事項が設けられました。また、環境マネジメントシステム(EMS)の中でそれらの課題に対応しなければなりません。

リーダーシップ:環境マネジメントに対するコミットメント
トップマネジメントに対する具体的な責任として、環境マネジメントに対するリーダーシップおよびコミットメントを実証するという新しい項目が追加されました。
トップマネジメントは、この責任を他者に割り当てることはできますが、説明責任はトップマネジメントにあります。

環境保護
環境方針には、「環境保護」に対するコミットメントを含まなければなりません。
「保護」に関する定義はありませんが、持続可能な資源の利用、気候変動の緩和と適応ならびに生物多様性および生態系の保護等の「汚染の予防」および「その他」のコミットメントを含んでいます。

環境パフォーマンス
環境側面の管理に関するパフォーマンスを改善させることが重視されています。
組織は、適切な指標を用いて、環境パフォーマンスを評価するための基準を決定しなければなりません。

ライフサイクル思考
組織は、原材料の調達・産出から製品の最終廃棄処理に至るまでの環境影響について管理し、影響を及ぼさなければなりません。
このことは、ライフサイクルアセスメント(LCA)の実施を要求するものではありませんが、組織が管理できるまたは影響を及ぼすことができる製品・サービスの段階を十分に考慮する必要があります。

コミュニケーション
外部および内部のコミュニケーションを重視し、両者を同等なものとして取り扱うことが追加されました。
外部コミュニケーションにかかわる決定は組織が行いますが、順守義務を考慮することが求められています。

文書化
「文書」および「記録」の代わりに、「文書化した情報」という用語が使用されています。
組織は、手順書が必要な場合を決定することができます。
文書化した情報はどのような形式(紙、クラウドなど)でも有効です。

ISO14001:2004からの移行について
ISO14001:2004の認証を取得している組織は、ISO14001:2015が正式に発行されてから3年以内に新しい版に移行しなければなりません。
現在の発行スケジュールによると、移行期限は2018年9月末の予定です。

SGS がご支援できること
SGSでは、 ISO/FDIS14001の要求事項を解説するトレーニングコースや、リスクを基礎とした考え方に関連したトレーニングコースをご提供しています。
また、ISO 14001規格改正に関わる情報については、www.sgsgroup.jp/ISO14001revisionにて公開しています。
さらに、SGSジャパンでは、ウェブサイトでの情報提供のほかに、各地で無料セミナーを開催しています。
無料セミナーの詳細は、イベントページをご覧ください。

本件に関するお問い合わせは、マーケティング/BD部まで、お気軽にお問い合わせください。

 

本件に関わるお問い合わせ先

SGSジャパン株式会社
認証サービス事業部 マーケティング/BD部

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SGSは、検査・検品、規格認証、及び審査登録サービスを提供する世界最大規模の機関です。1,650ヶ所以上のオフィスとラボ、80,000人以上のスタッフを擁するグローバルなネットワークを生かした業務を展開し、高品質と高い信頼性のためのグローバルベンチマークとして世界中のお客様から評価を得ています。