SGSジャパンでは、情報セキュリティマネジメントシステムTISAXの動向に関するアンケート調査を行いました。
情報セキュリティマネジメントシステムTISAXは、ドイツ自工会(VDA)が制定した規格であり、ドイツ系のカーメーカーが、パーツを供給するサプライヤーや、自動車会社が利用するサービスを提供するサービスプロバイダーに対し、自社の重要データを含む重要情報資産に関する情報セキュリティ確保のための認証基準です。
ドイツ系の自動車メーカーは既に取引先にTISAX認証取得を求めるケースが増えてきており、このような企業と取引のある日本のサプライヤーも、今後影響を受けるケースが増加すると見られています。
SGSジャパンでは2021年8月から9月にかけ、当社お客様に対して自動車産業向け情報セキュリティマネジメントシステムTISAXの動向に関するアンケート調査を行いました。
なお、アンケートは匿名で、お客様個人に対して行いました。ご回答数は83名です。
回答者のうち、ドイツメーカーのサプライヤーに属している(ドイツ関連メーカーとのお取引含む)割合は32%、そのうちTISAXの取得予定が、“いいえ”もしくは“未定”が2/3以上と現時点では対応しない、対応を決めかねている企業の割合が多いことが伺えます。
TISAXのベースとなるISMS(ISO 27001)は取得済み14%、“いいえ”、“分からない”、”その他“86%、とTISAXの認証スコープと会社全体のISO 27001取得スコープが重なってない、もしくは分からない状態となっています。
すでに認証を求められている企業にとっては喫緊の課題でありますが、多くの企業が様子見、もしくは求められるまでは情報収集のフェーズであることが浮き彫りになりました。
自動車産業を取り巻く情報セキュリティ技術は日々重要となり、サイバーセキュリティに対するリスク対応は必須となっております。
環境が変化する中で、各企業がスピード感を持ったビジネスを進めるために、取引先がどのようにこのリスクに備えているかを把握するかが重要であり、今後日本でもTISAXへの対応が加速することが考えられます。
SGSジャパンは、車載サイバーセキュリティ構築、TISAX対応についてご検討を行うお客様に対して支援を進めて参ります。
今後とも、SGSジャパンをどうぞよろしくお願い申し上げます。
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